モバゲーが社長交代

DeNAの南場智子社長が代表権を返上

モバゲータウンを世に生み出し、携帯無料ゲームやSNSというジャンルを広めてきた南場智子社長が家族のご看病のために代表取締役を辞められるそうです。
モバゲーはMobageに名前を変えて、これから世界進出というところだったので、ご本人も非常に残念なことだと思います。
そもそもDeNAという会社は、ネットオークションの会社からスタートしたんですよね。
ですが、ヤフオクにまったく歯が立たずに携帯オークション、携帯SNSというジャンルを開拓しながら、毎年、利益を増やしてきました。

 

普通だったら、オークション事業がダメだった時に諦めると人も多いかと思います。
実際、投資家から出資を受けてできた会社ですのでプレッシャーもすごかったと思います。
そこからうまく事業領域を変化させてきたことは、本当に南場社長の手腕としか言いようがないと思います。
ご家族の病気が回復された時には、またどんな形で良いですからビジネス界に戻ってきて欲しいと思います。
株でかなり資産はお持ちだと思いますので、シリコンバレーのようなエンジェルを日本で普及するというような活動も期待しています!

 

マッキンゼー時代

南場智子さんの昔の話しをどこかで読んだことがあるのですが、マッキンゼーに入った頃は落ちこぼれだったと言っていたような気がします。

 

それで逃げ出したくなって、留学をしてしまったそうなんです。
でも、その時の上司であった大前研一さんが、南場さんを辞めさせずに、留学中も仕事をふったりして、面倒を見ていたそうなんですね。

 

その後、現場に復帰されてからは、とんとんと出世されたらしく、何が彼女を変えたのだろう?
と思ってしまいますよね。

 

もしかしたら、本人が謙遜しているだけで、最初から才能があったのではないかと思います。
そうじゃなかったら、大前研一さんが留学した人の面倒を見るでしょうか?

 

行く前から結果を出して、信頼関係を構築していたからこそ、そういう結果になったのではないかと思います。
そういった意味では、人の過去の話は全て信じずに、行間を読まないと、良い判断は生まれないのかもしれないですね。


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