コンプガチャの問題点とは?

コンプガチャがついに禁止へ

グリーモバゲーばかりが、悪い会社のように取り上げられるコンプガチャ問題ですが、これは日本のモバイル業界全体が取り組んでいたことです。

 

日本の昔からソフトを作ってきたバンダイナムコやコナミのような会社もやっていたのに、こちらはあまり名前を出して叩かれません。
まぁプラットフォーム側が目立つので、叩かれやすいのはわかりますが、少し不公平にも感じます。

 

ところでコンプガチャの問題点とは何なのでしょうか?
これは日本の問題だけではなくて、海外では普通にギャンブル性の高さから法律に禁止されていたりします。
なので、実はそこまで特別に叩かれているというわけではないのですね。

 

また同時に、海外では若者がモバイルカジノにハマってしまっているという現状があり、世界的に見てもタイムリーに結構見過ごせない問題でもあります。

 

ということで、規制に関しては、また成長産業を潰す気か!という意見も最もですが、世界的な流れであるということで納得される方も多いと思います。
ましてや、前のシステムのまま日本発のビジネスモデルとして、海外に進出などもありえないことだと思っています。

 

本質的な問題

ここまでは一般的な問題点としてとらえてきましたが、もっと個別的に見ると、そもそもゲーム自体がつまらないことに問題があったように思います。

 

正直、テレビCMを見て面白そうだからやってみたけど、クリックだけのゲームに呆れたという人は多いです。
ですが、課金で儲かっているので業界で改善が行われずに、テンプレートが同じで、ただタイトルだけ違うという粗悪なゲームが次々と出されています。

 

課金を楽しんでいるのはユーザー数の1割いるかいないかのようで、その他の9割の人が、大きくカテゴライズして「嫌」という部類に近いのではないかと思います。

 

つまり極端に言えば1割味方、9割敵みたいな状況を自ら作り出していたのではないでしょうか?
それでは、儲かっている会社に対して妬み、やっかみ怒りが起こらないわけがありません。

 

海外を見てもギャンブル性の高いモバイルゲームは規制の方向にありますが、それを抜きにしても、長くは続かない状況であったと思っています。

 

逆にゲーム自体が面白かったら、大勢のユーザーが味方についたことでしょう。


inserted by FC2 system